1960年代は、日本のオートバイ界にとっては躍進の時代でした。
たくさんのメーカーがしのぎを削った50年代から、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの4メーカーの時代にも変遷して行きました。
60年代を前半を代表する名車が、ホンダのCB72とヤマハのYDS-1だと思います。
ホンダ・ドリームスーパースポーツCB72
60年代を代表するスポーツモデルでヤマハYDS-1と人気を二分した
クラシックモデルです。
1960年9月Nフランクフルトショーでデビューし、国内販売は61年で、最終型は67年です。
7年間ロングセラーを記録した人気は、基本設計が優秀だった証明となっています。
エンジン:空冷4サイクル・OHC2気筒
排気量:247cc
最高出力:24ps/8000rpm
最大トルク:2.06kg-m/7500rpm
車両重量:153kg
最高速度:155km/h
価格:¥187,000
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヤマハ・スポーツ250YDS-1
ホンダのドリームCB72と並んで、国産スーパースポーツバイクの方向を決定づけた名車です。
エンジン:空冷2サイクル・ピストンバルブ並列2気筒
排気量:246cc
最高出力:20ps/7500rpm
最大トルク:1.9kg-m/6000rpm
車両重量:136kg
最高速度:140km/h
価格:¥185,000
昭和39年の大卒サラリーマンの初任給が、¥21,200/月ということなので、その9倍という高額です。
現代の感覚だと、高級国産車のトヨタ・クラウンあたりの新車を新入社員が購入する感覚ですか?
なかなか普通のサラリーマンは買えなかったのではと思います。
エンターテインメント ブログランキングへ
↑
ポチッとクリックお願いします。
コメント