こんにちは、
ともやんです。
映画『ゴジラ』
製作されたのは、昭和29年(1954年)。
太平洋戦争の敗戦からまだ10年も経っていない時期。
当然僕もまだ生まれていません。
僕が初めてこの映画を観たのは、小学校の3年生か4年生かくらいでしょうか。
もしかして5年生になっていたかもしれません。
家の小さな白黒テレビで観ました。
その時の衝撃はいまでも忘れません。
それ以来、ゴジラとは付かず離れず気が付けば、会社員として定年になっていました。
正直、30代から50代は、結婚して子育てや仕事が忙しく、ゴジラの映画もなかなか観ることが出来ませんでした。
でも1998年の失敗作とは言われていますが、ハリウッド版『ゴジラ』あたりから再びゴジラに意識が向きだしました。
このブログでもゴジラについて考えて行きたいと思います。
ゴジラ 生誕65周年 第一作が原点にして頂点
すべてはここから始まりました。
原点にして頂点。文句のない傑作、と言っても誰も文句は言わないでしょう。
度重なる水爆実験により、ジュラ紀から白亜紀にかけて生息していた巨大生物ゴジラが目を覚ましました。
製作者・田中友幸は、第五福竜丸事件に着想を得て、水爆で目覚めた恐竜が日本を襲う「海底二万哩から来た大怪獣」を企画しました。
特技監督・円谷英二が、巨大なクジラや大ダコが大暴れする特撮映画の企画を会社に提出していたこともあり、それまで日本映画では作らえたことのない怪獣映画の製作がスタートしました。
特撮は精緻を極め、東宝の大部屋俳優・中島春雄が、着ぐるみのゴジラに入って銀座を破壊する特撮ショットは、観客の度肝を抜きました。
また、本多猪四郎監督による演出は、俳優の細かいリアクションに至るまで徹底しており、災厄としてのゴジラの恐怖をドラマでもしっかり描いていました。
ゴジラ 生誕65周年 キング・オブ・モンスター
アメリカでは56年に公開され、ゴジラは「キング・オブ・モンスター」の称号を得ることとなりました。
こうして特撮怪獣映画は、世界マーケットに通用する日本のお家芸となり、昭和30年代から40年代にかけて、その全盛時代を迎えることとなりました。
98年にはローランド・エメリッヒ監督によるハリウッド版も製作。
そして60周年を迎えた2014年、2度目のハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」(ギャレス・エドワーズ監督)の製
作・公開を記念し、原点である本作が「ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版」としてリバイバル公開されました。
ゴジラシリーズは、動画配信サービスのU-NEXTで観ることができます。
ゴジラ 生誕65周年 第1作のストーリー
1954年に東宝が製作・公開した特撮怪獣映画の金字塔。
太平洋の沖合いで船舶が次々に沈没する事件が発生。数少ない生存者が、巨大な怪獣の目撃談をもたらす。
古生物学者の山根博士や助手で娘の恵美子、その恋人でサルベージ機関の所長・尾形らで結成された調査団が事件現場近くに浮かぶ大戸島に派遣され、やがて彼らの前に怪獣が姿を現す。
島の古い言い伝えから「ゴジラ」と命名された怪獣は、密かに生き残っていた太古の生物が、繰り返される水爆実験の放射能の影響で目を覚ましたものであるとされ、対応策が練られる。
しかし、その強大な力に人間たちは成すすべもなく、東京に上陸したゴジラは街を火の海に変えていく。その頃、山根博士の愛弟子である科学者の芹沢は、ゴジラにも有効な恐るべき発明を実現させていた。
その技術がいつか悪用されることを恐れ、使用をためらっていた芹沢だったが……。
特撮、ゴジラ
製作年:1954年
製作国:日本
上映時間:97分
監督:本多猪四郎
主演:志村喬 河内桃子 宝田明 平田昭彦
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