こんにちは、
ともやんです。
ラジオから流れてきた山口百恵の『さようならの向こう側』。
僕も気持ちは一気に50年前に飛んでしまいました。
僕は、1957年(昭和32年)生まれなので、まさに思春期から社会人になるまでがまるまる70年代でした。
1970年に中学入学
1973年に高校入学
1977年に大学入学
1982年に大学を卒業し就職
つまり僕にとって1970年代は、まさに青春時代だったのです。
だから、山口百恵の歌を聴いて、センチメンタルになってしまったのでしょうね。
1970年からの大人の階段
たまたま聴いていたTBSラジオから、山口百恵さんの『さようならの向こう側』が流れてきました。その歌を聞いた瞬間、僕の気持ちは70年代にワープしました。
1970年(昭和45年)僕は、中学生になりました。
地元の中学での3年間は、楽しいものでした。中学では剣道部に所属して3年生の時は副将をしていました。
そして1973年に地元では難関と言われていた国立高専に受かり3年間通いました。
3年間?国立高専は5年制。
そう僕は3年で中退して、大学を受けることにしたのです。
幸い1年の浪人の末、早稲田大学に行くことが出来ました。
入学が1977年4月。友人と一緒に夜行列車で上京したのを憶えています。
そして1980年、大学3年の時、どこからか流れてきた山口百恵さんの『さようならの向こう側』を聴きました。そして僅か21歳にしての引退も聴きました。
嗚呼、僕の青春も終わったな、と感じたのはその時です。
僕は、山口百恵さんより1歳年上の22歳でした。
70年代 心の故郷
先日、引退した盲導犬が、パピーウォーカーの元へ帰る、という動画を観ました。
↓
引退盲導犬、パピーウォーカーの元へ帰る
公益財団法人 日本盲導犬協会のHPによると
パピーウォーカーとは、
パピーウォーカーは、盲導犬候補の子犬を約10ヵ月間、家族の一員として迎えていただくボランティアです。この時期、子犬の「社会化」が重要なポイントとなります。電車や車の音、雨や雪、人混みなど、人間社会で様々な経験をするために、色々な場所に一緒にでかけ、人間と生活する喜びを経験します。たまにはいたずらもするけれど、子犬は家族と共に様々な経験や出会いをする中で、社会や家庭の中で暮らすためのルールを学んでゆきます。その過程で、人間に対する親しみと信頼感が築かれ、将来目の不自由な方との生活がスムーズに送れるようになるのです。
人間社会の中での良きパートナーとなれるように、スタッフの指示のもと、パピーたちに様々なことを教えていただきます。
動画に登場していたオリバーは、10ヵ月間パピーウォーカーと暮らしてその後盲導犬として訓練を受け、11年間盲導犬として働いてきてのです。
そして高齢により引退して、再びパピーウォーカーに引き取られたのです。
動画では、憶えているかな、なんて心配している場面もありましたが、犬の10ヵ月というとまさに人格が構成される時です。
忘れるわけがありません。
オリバーにとってのパピーウォーカーとの10か月間は、僕にとっての70年代だったのです。
最後に
僕は、昨年7月でサラリーマンを引退しました。
ある程度自由になりました。でももちろん最後まで生きて行かなければなりません。
つい先日まで、盲導犬として働いてきたオリバーは、引き取られたパピーウォーカーの家族と無邪気にじゃれ合っています。
そう言えば、『定年後』の著者、楠木新氏が、定年後にやりたいことは、子供のころ
少年時代に夢中になったことを再びやることをすすめていました。
定年後は、子供に戻ろうよ。
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